“Robot”あなたは何をイメージしますか?
アニメや映画の中で活躍するロボットもいます.
自動車や電気製品の組立,部品や製品を搬送するロボットもいます.
これらのロボットは“産業用ロボット”と呼ばれ,工場内などの限られた範囲で活動しています.日本は,世界中に優れた産業用ロボットを供給し,厳しい労働条件から人を解放し安全で健康的な労働環境を創設しています.
株式会社移動ロボット研究所は“サービスロボット”と呼ばれる分野のロボットを開発し販売するメーカーです.サービスロボットには,車いすロボット,リハビリ支援ロボットなど“医療・介護・生活支援に関するロボット”やレスキューロボット,災害時の情報収集ロボットなどで活躍する“災害対応ロボット”があります.サービスロボットは,人にサービスを施すことを目的に作られるため,ロボットとしての基本的な性能とともに,本質的な安全設計が求められます.また,産業用ロボットとは異なり、人と同じ空間を共有するため,人との親和性も重要な要素となります.
移動ロボット研究所には,「技術をもって社会に貢献する」という社訓があります.人が生きていく中で最も大切にしなければならないのが、人としての尊厳と命です.
日本は風光明媚な自然環境をもちますが,地震,火山,台風など自然災害への備えが必要な国です.
自然災害から市民生活を守るには,「予知」が求められますが,現代の科学技術をもってしても困難な領域です.移動ロボット研究所では,「減災」に向けたロボット技術の開発を行っています.例えば,プラントの配管点検ロボットです.石油コンビナートに代表される施設では数十kmの配管があります.これらは自然災害だけでなく,経年変化による劣化が進行しており,危険な箇所を特定する機能が求められています.火山調査ロボットは噴火活動とともに現場に導入されます.およそ2km以上離れた安全な場所から,噴火口を目指し走行します.調査項目は火山性地震,ガス濃度,噴煙など大規模噴火の可能性に関する情報を収集します.また,長時間現場に留まり、降灰による土石流,火砕流の情報を蓄積し,住民避難の判断に必要な情報を提供します.レスキューロボットは地震災害など,二次災害の恐れがある災害現場,事故現場で必要な情報収集を行い、レスキュー隊員の安全と人命救助を支援するロボットシステムです.
弊社のロボットは,通常のシステムでは走行することのできない過酷な災害現場で「移動」可能なシステムを構築し,市民生活の安全と安心を支援するロボットの開発と運用を提供するメーカーです.
サービスロボットを開発するには,人の優しさ,愛おしさがキーとなります.産業用ロボットは性能で世界一を築きました.サービスロボットの分野で,日本人のもつ優しさと真心を世界に届けること.株式会社移動ロボット研究所の願いです.
企業基本情報
所在地〒247-0061 神奈川県鎌倉市台2-15-41
TEL:0467-43-0650 FAX:0467-43-0652
会社名 | 株式会社 移動ロボット研究所 |
英語名称 | Mobile Robot Research Co. LTD. |
設立 | 2007年9月 |
資本金 | 600万円 |
主要株主 | 富士ソフト株式会社(東証一部上場) |
役員 | 代表取締役 小栁 栄次 |
取引銀行 | 三菱東京UFJ銀行 |
主要取引先 | 東北大学、筑波大学、茨城大学、信州大学、千葉工業大学、 工学院大学、東洋大学、大阪大学、九州大学、京都大学、 日本大学、公立はこだて未来大学、 日立中央研究所、豊田中央研究所、 自動車研究所、茨城県工業試験場、 日立アドバンストデジタル、日立パワーソリューションズ、 大学および研究機関等 |
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